一括登録用のCSVについて

所属やユーザーをCSVから一括登録するに使用するcsvファイルのフォーマットです。

 

表計算ソフト(Microsoft Excel等)やメモ帳等を使用してCSVファイルを作成します。

1行目はシステム管理用のバージョン行、2行目から4行目は見出し行、5行目以降に所属、ユーザー情報を入力します。

作成したデータは、ファイルの種類をCSV(カンマ区切り)(*.csv)で保存してください。

 

所属やユーザーをCSVから一括登録するで取り込めるCSVは最大10,000行です。

10,000行を超える場合は、2つに分けてcsvファイルを作成し、個別に登録してください。

 

下記の組織図を例に記載しています。

 

バージョンおよび見出し行として<1行目>~<4行目>に下記を入力します。

  • <1行目>(必須)
    1列目に「//」、2列目に「2」を、3列目に「シリアル番号(ハイフンは不要です)」を入力します。 
    ※2列目は、ユーザー管理のCSV形式のバージョンです。現行バージョンは「2」です。
  • <2行目>(任意)
    1列目に「//」を入力します。
     

  • <3行目>(任意)
    見出し行です。一列目から順番に以下の見出しを設定します。
    // データ区分,削除,所属ID/ユーザーID,ユーザー名(ログイン名),表示名,ユーザー種別,パスワード,ログイン区分,ユーザー管理権限,文書管理指定,ユーザー管理指定,メール,携帯メール,重み設定,グループリスト管理権限,グループリスト管理指定,文書作成許可,-,スケジュール・施設予約管理権限,,所属名
     

  • <4行目>(任意)
    1列目に「//」を入力します。

所属に関する情報を<5行目>以降に入力します。

所属を設定する『データ区分』と『所属名』を入力します。組織図で表示している上から順に入力します。

データ区分には必ず「S」と入力します。

所属名の前列には「//」と入力します(図参照)。

上記例の説明

  • <5行目>
    データ区分に「S」、所属名に「本社」と入力。
    → 最上位の所属として「本社」が作成されます。
  • <6行目>
    データ区分に「S」、所属名に「本社」「営業部」と入力。
    → 所属:本社の中に、所属:営業部が登録されます。
  • <7行目>
    データ区分に「S」、所属名に「本社」「営業部」「営業一課」と入力。
    → 所属:営業部の中に、所属:営業一課が登録されます。
  • <8行目>
    データ区分に「S」、所属名に「本社」「営業部」「営業一課」「企画G」と入力。
    → 所属:営業一課の中に、所属:企画Gが登録されます。
  • <9行目>
    データ区分に「S」、所属名に「本社」「営業部」「営業一課」「公共G」と入力。
    → 所属:営業一課の中に、所属:公共Gが登録されます。
  • <10行目>
    データ区分に「S」、所属名に「本社」「営業部」「営業二課」と入力。
    → 所属:営業部の中に、所属:営業二課が登録されます。
  • <11行目>
    データ区分に「S」、所属名に「本社」「開発部」と入力。
    → 所属:本社の中に、所属:開発部が登録されます。
  • <12行目>
    データ区分に「S」、所属名に「高松支社」と入力。
    → 最上位の所属として「高松支社」が作成されます。

所属入力完了後に1行空けて、ユーザーに関するユーザー情報を入力します。

「データ区分」,「ユーザー名(ログイン名)」,「表示名」,「ユーザー種別」,「パスワード」,「ログイン区分」,「ユーザー管理権限」,「文書管理指定」,「ユーザー管理指定」,「メール」,「携帯メール」,「重み設定」,「グループリスト管理権限」,「グループリスト管理指定」,「文書作成許可」,「スケジュール・施設予約管理権限」,「所属名」を入力します。

所属名の前列には「//」と入力します(図参照)。

  • 『データ区分』(入力必須)
    必ず「U」と入力します。
  • 『削除』
    入力しないでください。
  • 『所属ID/ユーザーID』
    入力しないでください。
  • 『ユーザー名(ログイン名)』(入力必須) 
    注意)重複することはできません。
    ログイン時に入力する名前を入力します。
  • 『表示名』
    文書作成時や更新時に表示されるユーザーの名称になります。
    入力しない場合は、ユーザー名(ログイン名)と同じ名称が使用されます。
    システム管理者が表示名の変更を許可をしている場合、ユーザー自信が変更することもできます。
  • 『ユーザー種別』(入力必須)
    「管理者」「ユーザー管理者」「一般ユーザー」「制限付一般ユーザー」のいずれかを入力します。
  • 『パスワード』
    パスワードを入力します。ログイン後、各ユーザーが自身で変更することもできます。
  • 『ログイン区分』
    一時的にログインできない状態にする場合は、『無効』と入力します。この場合も、ライセンスの最大ユーザー数にカウントされます。
  • 『ユーザー管理権限』
    ユーザー種別が「ユーザー管理者」の場合は、『全所属』と入力します。
    ユーザー種別が「管理者」「一般ユーザー」の場合は、与えるユーザー管理権限により『全所属』・『指定所属』のいずれかを入力するか、ユーザー管理権限を与える必要がない場合は何も入力しません。
    「管理者」「一般ユーザー」の場合の入力の詳細は、下記欄外を参照してください。
  • 『文書管理指定』
    ユーザー種別が「管理者」の場合は、『有効』と入力します。
  • 『ユーザー管理指定』
    「ユーザー管理権限」列を『指定所属』と設定した場合、その所属配下のユーザー管理を許可する場合は『有効』と入力します。
    入力の詳細は、下記欄外を参照してください。
  • 『メール』
    パソコンのメールアドレスを設定します。ログイン後、各ユーザーが自身で変更することもできます。
  • 『携帯メール』
    携帯電話のメールアドレスを設定します。ログイン後、各ユーザーが自身で変更することもできます。
  • 『重み設定』
    ユーザーを一覧表示の際の並び順を決定する重みを指定します。
  • 『グループリスト管理権限』
    ユーザー種別が「ユーザー管理者」「管理者」に対して、「所属のグループ・経路管理」および「全体のグループ・経路管理」を使用する権限の有無を設定します。
    与えるグループリスト管理権限により『全所属』・『指定所属』のいずれかを入力するか、グループリスト管理権限を与える必要がない場合は何も入力しません。
    『全所属』と入力した場合、「所属のグループ・経路管理」と「全体のグループ・経路管理」の両方を使用できます。
    『指定所属』と入力した場合、「グループリスト管理指定」列で『有効』と指定されている所属配下に対してのみ「所属のグループ・経路管理」を利用できます。
  • 『グループリスト管理指定』
    「グループリスト管理権限」列を『指定所属』と設定した場合、その所属配下のグループリスト管理を許可する場合は『有効』と入力します。
  • 『文書作成許可』
    ユーザーに文書・テンプレートの作成を許さない場合、『無効』と入力します。
  • 『-』
    入力しないでください。
  • 『スケジュール・施設予約管理権限』
    スケジュール・施設予約の管理権限を与える場合は『有効』と入力します。
  • 『所属名』(入力必須)
    所属名の入力は、2.と同様に入力します。
     例)本社 営業部 営業一課 企画Gに所属している場合
      所属名「本社」 以降の列に「営業部」「営業一課」「企画G」と入力します。

 

(副所属を指定する場合)続けて副所属を入力します。

「データ区分」,「ユーザー名(ログイン名)」,「文書管理指定」,「ユーザー管理指定」,「グループリスト管理指定」,「所属名」を入力します。

他の列は入力しないで下さい。

所属名の前列には「//」と入力します

  • 『データ区分』(入力必須)
    必ず「FS」と入力します。
  • 『ユーザー名(ログイン名)』
    副所属を設定するユーザーのユーザー名を入力します。
  • 『文書管理指定』
    本来の所属でのユーザー種別が「管理者」で、副所属においてもその所属配下の文書に対して管理権限を与えたい場合は、『有効』と入力します。
  • 『ユーザー管理指定』
    本来の所属での「ユーザー管理権限」が『指定所属』で、副所属においてその所属配下のユーザー管理権限を与えたい場合は、『有効』と入力します。
  • 『グループリスト管理指定』
    本来の所属での「グループリスト管理権限」が『指定所属』で、副所属においてその所属配下のグループリスト管理権限を与えたい場合は、『有効』と入力します。
  • 『所属名』
    副所属を与えたい所属名を入力します。
     例)本社 営業部 営業一課 企画Gを副所属としたい場合、
      所属名「本社」 以降の列に「営業部」「営業一課」「企画G」と入力します。

 

ユーザー種別「管理者」「一般ユーザー」のユーザーにユーザー管理を許可する場合

・全所属のユーザー管理を許可する場合(管理者のみ)

  『ユーザー管理権限』に「全所属」と入力します。

・主所属のユーザー管理を許可する場合

  『ユーザー管理権限』に「指定所属」と入力し、『ユーザー管理指定』に「有効」と入力します。